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飛び級

私はコーチをしていて自分の選手の出場する大会の戦績を予想して、それと外れた場合にその誤差が何かを原因を憂い給して現場に落としていきます。


予想される戦績はほぼ外れないのですが、外れるときは予想を下回ることが多いです。
予想を下回るときの修正方法を探るのは比較的容易です。
私は自分で把握できる範囲でしか選手を見ないので大体の場合その選手の性格、技術、運気等を把握できているのでその中の組み合わせで追求できるからです。

難しいのは予想以上の場合です。
強くなる選手には必ずそういう試合があります。
勝てると思わなかったが勝ててしまった。というような試合です。
私はそれを「飛び級」と呼んでいます。

突き抜けようとして努力してやっと突き抜けるのではなく、本人も予想してないような勝利を得る。
例えば石川遼は高校生が突然「飛び級」してプロの試合で優勝する、ヒンギスヒューイットなどもそういう勝利からブレークスルーしました。

そういう勝利は諸刃の剣でもあります。
18歳以下の試合を12歳で優勝し、14歳の時には世界のトッププレーになったヒンギスはバーンアウトを経験しています。

「飛び級」は本物の選手になる為には必ず必要です。
むしろ小さい飛び級を繰り替えなければ若い年代で活躍することはできません。

ただし、飛び級した意味と、飛び級し強くなるということに伴う苦しみや責任についてコーチは説明しなくてはなりません。

勝負は勝たねばなりません、勝てば勝つほどその意味を理解しなくては勝つことの裏に隠された欲に潰されてしまいます。

勝つことは責任を背負うということ。
決して楽しいことばかりではない。
負けることも勝つことも同じように苦しみを伴うものです。

大切なの勝つことではなく人として強くなり、勝負の世界の中で純粋さを保つことです。
そのことは他人から理解されない孤独なものです。

チャンピオンになろうとする君達はその意味を知らなくてはならないことだということを忘れないで下さい。
またその意味を考えなくてはならないのならそれは「選ばれた」ということに他なりません。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 01:39 | コメント(0)| トラックバック(0)
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