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加藤大雄OFFICIALブログ ㈱スポーツネットワークアンドクリエイションズ、SNC代表のブログ!テニスはもちろん時事問題まで

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錦織 USオープン ベスト16!!!

勝ちましたねー。

ファイナル7-5!!
実家にしかWOWWOWがないので見れなかった・・・。

映像を見次第、勝因、分かれ目なんかを報告しますね!!

でもこの感じなら次のデルポトロ、その次とベスト4でナダルってこともありうるんじゃないでしょうか?

体だけが心配です。。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 11:23 | コメント(0)| トラックバック(0)

本日のレッスンについて

錦織勝ったようですね!!!

地上波民放何やってんでしょうか・・・。
次の試合からでも生放送にしたほうがいい!!!!

無理か・・・。

今日のレッスンは12時からです。
ご連絡 | 投稿者 winglobal-y 11:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

今日やったことの考え方

今日も途中で雨が降ってきました。

残念です。

あんまり体験したことがないような天気です。
異常気象でしょうか。。。

今日大事なトレーニングをしました。

力の受け流し方と、力の強い相手に対しての好きの見つけ方です。

ポイントは

1、手首を外側から回旋させるような肩甲骨の動き。

2、力をかけている相手に対して踏ん張って力を入れ返さないこと。

3、力を抜いて相手に力を入れさせないこと。(自分の中に支点を作らないこと)

4、相手の力の支点を見つけて(隙を見つけて)そこに対して体の力を集中させていくこと。

5、力を入れる打点を一番良い打点に取ること(タイミング)

文章にしてもなかなかわからない動きです。
昔の遊びの腕押しやメンコなんかの強いやつならわかる動きかもしれません。

雨のトレーニングが続きそうです。ノートのチェックで心のチェックと体幹の筋力の発達、力を抜く遊びの感覚を課題にしていきます。  
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 17:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

ないもの

たくさんのアクセスありがとうございます。

雨が続いています。

私達のスクールはインドアがありませんので、雨のときは練習ができません。(トレーニングやミーティングはしますが

雪国のテニス愛好者は深い雪の中ではテニスはできませんし、モンゴルのテニス愛好者はタコ糸でガットを張ることがあるそうです。
オリンピックでは片足がない選手がオリンピックスイマーになっています。

大事なことはないものを嘆くより、ないものがないことをプラスの力に変える発想や気持ちだと思います。

何とかしようと思う気持ちが大事です。

私もなければやらないと思ってしまうことがあります。
疲れているときは休みたいと思います。
ただ、その時間を前に進むために何ができるのかと考えることのできる選手はかならず成長すると思います。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 23:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

錦織 USオープン 超速報 3

セカンドセット2ゲーム分はずしました。

意地を見せるってところは合ってましたが・・・。

そして棄権してしまいました。

カラヌーシッチ足が痛かったのでしょうか。。
なんとなく勝ち目がないからやめてしまったような気がしますが・・・。

錦織の体の動きの質はトップ10に入る気がします。
チャンピオンの素質を持っています。

私はテニスは世界のメジャースポーツの中で日本で発掘されていない最後のスポーツだと思います。

先行投資する価値のあるスポーツだと思います。
もっともそう思っているのはまだまだ私達の会社くらいだと思いますが・・・・。

次の試合もかなり楽しみです。

 
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 01:33 | コメント(2)| トラックバック(0)

錦織 USオープン 超速報 2

ファーストセットは予想どうりでした。

セカンドセットはどうでしょうか?

さすがに意地を出すでしょう。
今2-2、何かをしようとしている意思は見えます。

カラヌーシッチの武器はフォアハンドの強打。
当たれば強いです。

しかし残念ながらチャレンジャーレベルです。

何故か?

私は認識の甘さ、準備の甘さが原因だと思います。
彼の戦い方は本質を理解していません。

戦いの本質は準備にあります。
戦っているその場ではないのです。

私の予想はカラヌーシッチにとって捨てるファーストセット、もがくセカンドセット、あきらめるサードセットと読んでいます。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 01:00 | コメント(2)| トラックバック(0)

錦織 USオープン 超速報

錦織 本当にすごいです!!!

試合予測しますが、このまま行けば取られて1セット、多分ストレート6-1、6-3、6-2くらいで錦織が勝つでしょう。

試合の格付けが済んだのはファーストセット2ゲーム目の長いラリー。
錦織がドロップで決めたポイントです。

格付けのポイントが速い段階で来るということはそれだけ実力差があるということ。カラヌーシッチが修正しても埋められない差があると思います。

カラヌーシッチは今のところリターンからしかポイントらしいポイントが取れていません。

私の予想当たるでしょうか???

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 00:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

基本

私のところに来る選手のご両親のなかには私のところに来る前にお金をかけてプライベートレッスンを受け続けていた選手がいることがあります。

驚くべきはそのほとんどの選手が基本的な技術の習得ができていないことです。

日本のコーチの力量のレベルは大丈夫でしょうか?

技術以外に勝負がしようもないくらい海外選手とは体格差があるにもかかわらずその部分での追求ができていないということは大いに問題だと思います。

テニスは大変難しいスポーツです。

私達コーチは子供、大人かかわらず信頼してお金を支払いいただくことに対してもっと責任感を持たなければならないと思います。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 17:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

トレーニング

うちの会社はテニススクール事業のほかにトレーニング事業をやっています。

渋谷でジムをやったり、パーソナルトレーナーの派遣をしたりしています。

そのなかのトレーナーのドン的な社員で浦 洋介というかなり優秀なトレーナーがいます。

間違いなく日本で屈指のトレーナーです。

そのトレーニングに一緒に行ってきたんですが、自社の社員のトレーニングながら素晴らしかったです。

いろいろなトレーニングの本質的な要素を取り入れながら必要な動きを作る技は職人技ですし、私も体を扱う職業人として一時間のトレーニングでの効果は目を見張るものがありました。

改めてトレーニングの必要性を感じました。

体の動きは精神の成熟度を表す指標でもあります。

近く選手育成に導入していきたいと思います。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 19:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジュニア日記の導入

今日からアカデミーではテニス日記を導入することにしました。

この夏はアカデミー生の成長が見られ、剛の全国大会での活躍をはじめとして、あやのは関東ジュニアサーキットで優勝、仁も11歳ながら14歳以下の公認大会で準優勝、壮も初めて公認大会でベスト4になり、大真、朗央も成績を伸ばしています。

夏休みを過ぎて秋から冬の時間は毎年選手が緩んでしまう時期です。
今年は刺激を入れて行きたいと思い、その一環として日記でのコーチとのやり取りをすることにしました。

今までコーチから選手に伝えるという一方通行なことが多かったんですが、もっと選手一人一人が考えていることや気持ちを理解しながら個性を大事にしていく指導をしていきたいと思います。

日記を通じて目標をはっきりさせ、そのために毎日やるべき課題を与えて、それができているかどうかをチェックしていき、よりきめ細かい指導をしていきたいと思います。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 18:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

日本若手男子について

steve G tennis という男子のATP関連の情報が完全に網羅できるサイトがあり、毎日男子選手の動向をチェックしています。

このところ日本男子の若手選手がだんだんと活躍できるようになってきたかと思います。

錦織、添田選手以外にも伊藤竜馬選手、杉田祐一選手、竹内研人選手、私達のアカデミーでコーチに来てもらっている三橋洋佑選手の弟である三橋淳選手など500位を切ってきている選手が多く見られるようになって来ました。

これまでの日本男子の動向とは明らかに変わってきています。

大体の選手がITFジュニアからしっかり積み上げてきた選手が多く日本のジュニア大会にも出ていた選手達です。

またこれらに続こうと多くの選手が積極的に海外に出始めています。

体のうち使わない部分が退化するように(盲腸や尾てい骨など)、人間は楽をすれば楽な環境になれてしまい、厳しい環境の中では厳しい環境に耐えうる体になっていきます。

環境的な負荷に耐え、自分自身に付加を与え、自己を研鑽していくことができれば将来はおのずと見れるのではないでしょうか。

日本で過酷さを求めると便利さを捨てる作業から始めなければなりません。
海外=過酷な環境とはいえませんが、やはり日本人が世界で活躍するのであれば海を越え飛び出していかなくてはならないのだと思います。

日本は素晴らし便利で綺麗な国ですし、私は飛行機も嫌いですが、私のアカデミーでもそろそろ海外に連れて行かなければならない時期が来ているようです。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 15:38 | コメント(3)| トラックバック(0)

全部自分のせい

私はわからないということにとても不安を感じます。

迷っているとき、自分自身が瞬間で決断できないときに自信をなくす感覚に襲われます。

今はそういうことがほとんどなくなってきましたが、少し前まではいつも不安な状態でした。

どのタイミングから私の不安が少なくなったかというと、失敗したくないという執着を捨てたときからだと思います。

今でも失敗したくはありませんし、むしろ失敗することで他人に迷惑をかけることが多いのでプレッシャーはあります。

でもいつもこう思っています。
「自分らしく生き、決断し、負けたとしても自分らしく死のう」と。

失敗したくなかったから自分自身の決断を信じれなかったし、自分自身の感性を信じられなかった。

もっと言えば自分自身で責任を取ることが怖かったのだと思います。
人のせいに、親のせいに、と思っている限り本当の自分の人生は歩けません。

生まれきた親さえ自分自身で決めてきたんだと信じて、自分で決めたことなら自分で責任を取っていこうと決めたときから、すべて自分のせいだと思えるようになり、よりテンポ早く成長できるようになったと思います。

私は当然まだまだ未熟者ですが、私の教える子供達に一番願うのは、自分らしく生きることがとても困難であり、またこれから過酷な状況を強いられるであろう世界の中で、自分自身の歩むべき道を見失わずに、自分らしく誇りを持って生きていって欲しいということです。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 23:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

好きですか?

皆さんはテニスが好きですか?

私は結構テニスが好きです。

とっても苦しいときでもラケットを握っているときは自分らしくいられるような気がします。

盲腸で球出しもできていなくて久しぶりに球出しをしたときに、球出しの精度が悪すぎてその後球出しの練習をするくらいテニスが好きです。

テニスを好きになればテニスはあなたのことを好きになってくれると思います。

私はテニスに助けられ、テニスに救われてきました。
それは、私がテニスを裏切らなかったからだと思います。

金にならない職業のテニスコーチになるのに親は泣いていましたし、友達からは馬鹿にされました。

しかし私は後悔したことは一度もありませんし、むしろ私はテニスコーチという職業を誇りに思っています。
私は大学講師であり会社経営者でもありますが、人に自分の職業を聞かれるとき必ずテニスコーチと言っています。

私がテニスコーチをしているのはテニスが好きだからとか、他にすることがなかったという自分本位な理由ではありません。

一生かかっても返せないくらいの恩をテニスに返したいからです。

結果を残すのはプロとしてお金をもらっている以上当たり前に求められるものだと思っていますが、プロであることを誇りにも思っていません。

みんなはテニスが好きですか?

好きだとしたらテニスを裏切らないで、いつも全力でプレーするようにしてください。
テニスが強くなるにはテニスに愛されなくてはなりません。
愛されるにはそれなりの行動が必要です。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 22:21 | コメント(0)| トラックバック(0)

努力をし続ける時間

オリンピック2冠の北島選手、野球のイチロー、テニスの杉山愛選手など優秀なプロスポーツ選手に共通しているのは、小さい頃からオリンピックで活躍する等のはっきりした目標を持ち、それに向けて延々と地道に努力してきていることです。

身体能力に恵まれるなどの条件はあるものの私はその目標に向けての準備期間の長さが何よりも違うのではないかと思います。

私達のアカデミーは今、小学5,6年生からその意識をきちんと持ちながらのプロ選手育成を行おうとしています。

11、2歳からしっかり目指し15歳の時にはある程度将来性をジャッジできるようにしたいと思い計画を立てています。

実際プロを目指し歩み始めてみると、時間のなさをひしひしと感じます。
あと3,4年である程度未来が見れる形にすることの時間のなさ、親御さんが納得してリスクを取れる状況を提供していくことに対するやるべきことの多さを感じています。

北島選手のコーチである平井氏の「コーチは選手に信頼してもらうために結果を出させ続けなければならない」という言葉の意味を私は重く受け止め努力し続けていかなければなりません。


また、現状のさまざまなプロ選手育成システムを勘案した中で、能力開発と目標意識を持って努力することができる人材を育成していくための3歳程度から始める、専門トレーナーによるプロ育成アカデミー的なものの設立も考えています。

とにかくプロ選手はどの競技にしても普通の人ではありません。
そこにたどり着くには普通ではなかなかなりえません。

そこを目指す子供達、また目指させたい親御さん方の夢をかなえることのできるシステム作りをこれからも徹底的に実践していきます。






コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 22:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

手打ちについて

よく「手打ち」だから体を使って打とうと言われることがあります。

そもそもラケットを手で持っているわけだから、手で打つことは当たり前ではないのか?
手打ちとはどういうことでしょうか。

手打ちとは手の筋力を多く使ってボールに力を加えることを言います。

その逆に体を使って打つとは体の回転を急激に止めることから生じる力を効率よくボールに伝えることを言います。

皆さんも以下のチェック項目をチェックして体が使えているかどうか確認してみてください。

1、体の回転がスムースに行われている。
2、体の軸(背骨)が立っている。
3、膝がやわらかく使えている。
4、テイクバックと足の土台作りが同時にできている。
5、腕が肩甲骨から動くよう肘からテイクバックができている。
6、前足の内転筋によって体の回転が止められている。
7、膝が内側に使えている。
8、ラケットヘッドが走っている。
9、左手が使えている。
10、スイングを通して腕に力みが見られない。



コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 22:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

難しいほうが楽しい

北島康介や、バドミントンの「スエマエ」の試合は本当に感動しました。

誰にもできないような難しいことを長い時間をかけて準備をしてそれを達成したときの喜びは計り知れないと思います。

昔、現役で試合に出ているときは負けるのが嫌で、試合を本当に楽しむことはなかなかできていませんでした。

ふと今日思い出したのは私が最後に関東学生チャンピオンペアに勝った4年生のときの早慶戦です。

その最後の早慶戦は本当に信頼してくれているみんなや期待してくれている人たちのために勝ちたくて、本当に練習して、トレーニングして、準備した最初で最後の試合だったように思います。

そのとき初めて勝ち負けとは関係なく試合が楽しかったように感じました。
それは、今から考えると本気で目指して本気で準備したから勝っても負けても後悔しないと思っていたからだと思います。

今の私も継続して私を必要としてくれている人のために大きな目標に向けて今のところ準備できていると思います。
失敗できないというプレッシャーが力になり、毎日の準備が負けられないプライドになり、継続する自分を客観的に見る自分によって自分自身を信じていけるようになっているように思います。

私が成功するかどうかはわかりません。

努力すれば必ず報われるものではないことも知っています。

でも真剣な思いと、真剣な毎日の準備がなくては成功することはありえません。

当たるかわからない宝くじですが、当たるためには無駄だと思える宝くじを買わなくてはなりません。

選手にとって宝くじを買うということは、延々と続く毎日を自分自身から逃げないで戦い続けることです。
熾烈な争いですが、結局ドンドン勝手に脱落していくので最終的にライバルは実はあんまりいないと思います。

アカデミー生に選手としての宝くじを買ってほしいと思います。

私達のウインブルドンのセンターコートの目標は客観的に見たらサマージャンボに当たるようなもんです。
でもサマージャンボだって当たる人がいるのだから、私は「宝くじ」を毎日買い続けていきたいと思います。

難しいから無理ではなく、難しいから楽しいんだといえる指導者になりたいと思っています。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 23:43 | コメント(0)| トラックバック(0)

全日本ジュニア 2

負けました・・・・・。

ベスト16です。

残念な結果ですがまたがんばるしかありません。

勝負を決めるのは「間に合うこと」だという話をしました。

間に合うことというのは読んでその通りです。

時間に間に合う。技術が間に合う。メンタリティーが間に合う。など来るべき時に準備ができていることを言います。

トーナメントでは負けてから気づくのでは遅いです。
負けてしまえばそのトーナメントはやり直しがきかないからです。
負けた後はやり直しがききません。

敗戦から学ぶなどというのは最終手段です。

チャンピオンは戦いの前にやるべきことをしっかり準備します。想定される起こりうる出来事に備えてやるべきことをやるものです。

覚悟と、自分に厳しさを持って望んで欲しいです。

この世界は外からは夢の世界に感じますが、実際は厳しい現実が続く、過酷な世界です。

中途半端な覚悟ならやめたほうがいいと思いました。

そして覚悟を作るためには自分で決めた自分との約束を日々果たしていくこと、そしてその約束の数を増やしていくことしかありません。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 10:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

全日本ジュニア 1

シードの剛は無難に緒戦を突破。

江坂でしっかり練習してO・P待ちです。

14歳以下と同時進行で試合をしているのですが、この12歳以下と14歳以下の「つなぎ」にどうも違和感を感じます。

12歳以下での試合は世界的に見てもそれなりのクオリティーが確保されているような気がしますが、14歳以下になってくるとなんとなく微妙な感じがするのです。

その違和感は技術的な問題ではなく、精神的な成長。もっと言えば自立にあるような気がします。

12歳以下は12歳にしては大人びているというイメージですが、14歳以下になると14歳にしては幼稚であるような気がします。

一概に環境が問題なのではなく。男の子が男になる過程で手本にする大人が格好悪いことが問題なような気がします。

外見ではなく生き方が格好いい大人がその生き様を見せていくことが必要です。

子供は本質を見抜きます。
子供を良い方向に導きたいなら私たち自身がより良い方向へ進み続けることが必要だと今日思いました。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 20:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

全英女子オープン

昨日全英女子オープンが幕を閉じました。

って言ってもテニスではなくゴルフの話ですが。

正直期待を物凄くした分裏切られた気分になりました。

不動のドン引きのプレー。
宮里の攻めるわけでなく引きながらの最終ホールのダブルボギー。

結果はどうあれ素人ながら夢を見れるプレーをしたとは思えませんでした。
むしろ7位に終わった上田桃子のほうがよっぽど攻めていて未来を感じました。

台湾のヤニ、メキシコのオチョアは最後まで攻めていました。
優勝した韓国の選手はプレーできることに対する謙虚な喜びを感じました。
彼女らは勝負というものが判っているような気がします。

プロは夢を与えられるプレーをしなければなりません。

1パーセントも確立がなくても勝利に向かって自分の決断に身をゆだねるのがプロのプレーであり。
そのプレーが(優勝した選手の16番でのロングパットのような、石川遼が優勝したときのカップインしたアプローチショットのような)成功したとき涙を覚えるようなものでなくてはならないと思います。

私の教える選手が舞台に立ったとき、選手が自分と向き合い攻撃できているように、誰かが見たときにそのプレーにあこがれるようなプレーを教えていきたいと思います。

私にはそのために本質を見抜き自分のものにする努力、そして積み重ねから道を切り開く運を呼び込んでいくことが必要だと思っています。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 22:49 | コメント(0)| トラックバック(0)

生きるか死ぬか

感性を研ぎ澄ませれば、私達の生活は保障されているものではありません。

当たり前にあると思えるものは本当は当たり前にあるものではありません。

私はベンチャー企業の社長でもありますが、なんの保証もない生活の中でいつもそれを実感しています。
誰にも守られない、むしろその中でも守っていくことを生業としています。

弱さの源は「甘え」です。
甘えを許されない状況の中でも弱いものは幻想を抱き死んでいくものです。

「夜と霧」というフランクルという人が書いたアウシュビッツの収容者の心理を書いた本の中でも、現実を認めず淡い期待を持ったものから死んでいくと言っています。

勝負の世界は厳しいものです。
ただ、殺し合いではないから生き残っていけるだけで、勝たなければ殺される世界でもおかしくないものです。

現実の感覚として、こんな感覚を持っている人がやはり強いと思います。
どうしても勝ちたい、強くなりたいと思えるもの。
後はないと自分に厳しくできるもの。
それが勝者です。

選手はどのくらい現実を認められているでしょうか?
自分の弱さを認め、尚強くなりたいと願えるでしょうか?

選手は戦えていますか?親御さんは戦えていますか?コーチは戦えていますか?

言い訳をしていませんか?あきらめてはいませんか?

今日、弱い自分自身と戦う気持ちを持ってレッスンに望んで欲しいと思いました。
弱ければ負けるだけです。
その結果の重大性に気づいて強くならない人間はいません。

戦いの場に出ている厳しさをもう少し感じて欲しいと思いました。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 23:24 | コメント(4)| トラックバック(0)

技術の精度

全小で感じたことは決勝進出した2人の技術の精度の高さ、また勝負の流れを本能的に感じる能力です。

テニスの技術の主な内容は回転をコントロールすることにあります。
競技は違いますが、ゴルフのタイガーウッズの正確なバックスピンのアプローチと日本選手のグリーンに乗ってから惰性で流れてしまう打球を比較してもわかる通り、回転をコントロールするということ(回転をかけ、回転をかけないようにすること)が即ちボールをコントロールすること、もっと言えばボールに自らの意思を伝えることになると思います。

私の教えた選手との大きな差はここにありました。
トップ2人は見事な技術力でした。

一緒にやり始めて2ヶ月弱。信頼を得、モチベーションを上げ、結果を出すことと技術的問題をすべてクリアさせる十分な時間はありませんでしたが、今の彼の勢いなら全日本ジュニアには間に合うかも知れません。

優勝した松村君と中川君との大きな違いは駆け引き、成長しようとするメンタリティーにあると思いました。

負けたほうは勝ちたい自分の執着に負け、勝ったほうは勝負を楽しんでいました。
勝った選手が勝負を楽しめたのは「他の人に見えないものが見えているからだと思います」。

勝負は読み合い、そして読み合いを超えたところに理屈を超えた戦い(今年のフェデラーナダルのような)があります。
そういう意味では優勝した選手はやはりダントツの力を持った選手であった言えます。


今回で私の読みを裏切った選手は私の教えた選手の準決勝でした。(他の試合は勝敗どころかスコアまで当てました)
なぜ読みが裏切られたのかというと彼が試合の中でも成長していたからだと思います。

全小から全日本ジュニアの間。私と私の選手はリスクを恐れず成長していると確信しています。

もし、他の選手、コーチが準備してくる内容が予想を超えるものであったとしたら日本のテニスのこれからは明るいものとなると思います。
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 13:48 | コメント(0)| トラックバック(0)
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