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速いスピードの中で我慢する

こないだ大学生と練習した時に思ったことです。


ちょうど関東学生かどうか位の選手なのですが非常に熱心な選手と練習しました。


プレースタイルはグラウンドストローカーで、器用なタイプではありません。


この選手の悩みは試合が続くと「守り」がちになってしまう、「攻撃」しようとすると「力」が入ってしまう。とのことでした。


この選手と3セット試合をしてこのようにアドバイスしました。


1セット目、確かに「守り」の意識が強く守備的ポジションから前へ出てこないので、私も引きっぱなしで試合をする。
内容はずるずるした展開。主導権は私。



2セット目、「守り」の意識から「攻撃」して自分からポイントを取りに行くようにと指示。私はこのセットも引きっぱなし。
内容は一方的に私の負け。主導権は大学生。



3セット目、大学生は「攻撃」の意識のまま、逆に私が攻撃的なポジションへ。
内容は攻め合いの展開。主導権は相互に移動。



このセットの後に私が大学生にしたアドバイスは、
「攻撃」するということやスピードを上げるということはボールを強く「打つ」のとは違い、
ポジションを前へ上げて速いスピードの展開から下がるのではなく逆にできるだけ前へ行こうとすることをいうのだと言いました。



ボールを強く打つということは力任せでねじ伏せようという意識から来ていて、
これだと体の大きな選手には決して勝てません、
逆に後ろに下がって我慢するということは相手に時間を与えてしまうので主導権は相手に移ってしまいます。



そこで、「ポジションを上げスピードを上げた状態で我慢するという意識を持ちなさい。」というのが最終的なアドバイスでした。


今のテニスは打つテニス、
しこるテニスではもう勝てません。
打つだけでも、我慢だけでも駄目です。
サッカーの日本代表のようにポジションをコントロールし、できるだけ前線でボールを捉える意識し、
その形に向けて技術を作っていくことが必要だと思います。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 18:17 | コメント(0)| トラックバック(0)
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