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世界基準の基本

現在の世界レベルでどうしても必要な技術の基本を説明します。
私たちのアカデミーもこの基本を目指しています。
基本はたった一つしかありません。
それは、フォアハンドのグラウンドストローク、バックハンドのグラウンドストローク、サーブからはたきこむようなボールが打てることです。

はたきこむようなボールとは遠心力をフルに使ったスイングから繰り出されるボールのことです。
力を抜いて力を得る。この感覚が得られなければ世界では戦えません。
回転運動から急激に体の回転を止めることにより爆発的なエネルギーを得ることができます。
腕の力の脱力、バランス、ひざの使い方、体全体の柔軟性、正確なテイクバックの習得が要求されます。

日本のトップの男子でいうとできているのはこの間プロのに転向した錦織訓のフォアハンドはこれにかなり近いものがあり、期待が持てると思います。

以下は私個人の低迷する日本男子テニスの選手に対する所感です。あくまで、私個人の意見ですが・・・。
今年全日本に優勝した鈴木貴男選手は左手が上手く使えずにフォアハンドが打てませんでした。
フォアハンドからの展開ができないがゆえにサーブアンドボレーの形に落ち着いたのではないかと思います。
昔のJOP大会で活躍したジュニアから強豪選手ではなかった選手がストロークをあきらめボレーで勝負をかけてある程度まで勝てていたことと同じことのような気がします。
運動能力的には世界トップレベルになれる可能性はあると思います。
添田豪選手は、ベースライナーですが、ミドルからのフォアハンドの一発がありません。
この先のジャンプアップをどうしていくのかこの一年が勝負のような気がします。
私の先輩でもある坂井利彰選手は、このフォアハンド、バックハンドが打てる選手でしたが、銀行員を辞めた後フットワークが戻らずランキングを上げることができませんでした。
大学卒業後にプロ転向していれば世界トップレベルになっていたと思います。

日本の選手とは違いますが、タイのダナイウドムチョクはパワーはありませんが基本がしっかりした選手です。
武器があるかというと取り立てて武器もありませんでしたが、サーブ、フォア、バックから打ち込めることができ、基本がしっかりしていればあそこまで上がっていけることを証明した選手だと思います。
欲を言えばフットワークをもっと鍛えてそこで勝負すればもっと勝てると思います。
ただし、本人はトレーニングが大嫌いなのでたぶん厳しいことはやらないと思います。

世界ランキング200位内のレベルでもまだまだ基本ができていない選手がいると思います。
逆にこれがわかれば全日本なんて簡単にいけると思います。
ここの感覚さえしっかり掴めれば未来は一気に開けます。
がんばっていきましょう!
コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 18:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
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