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環境

海外に選手と一緒に行っていた時、日本に帰ってくるとあまりに何でもありすぎて違和感を感じていました。

一人でイランの試合に行ったとき2週間ほとんど一人で過ごしていました。

現地で友達になったイラン人の家でご飯を食べさせてもらったり、タイから来ていたチームと仲良くなってちょうどイランで開かれていたフットサルのアジア選手権を見に行行ったりしました。

会話は当然英語。食べるものは当然現地の食事。

やることは何もなく一人で大貧民をしました。
加藤 A 対 加藤 B見たいな感じで。

挙句の果てには帰りの便が3週間後にしか取れないと言われ凍りついて現地のJALのオフィスでなんとか助けてもらったり。

海外の試合、いろんな場所へ行くのは本当に大変です。

予想できないことに対応できる能力がなければ生き残れません。



少なくとも中学生になる13歳を過ぎたときから本気でプロを目指すなら海外を転戦し始める必要が出てきます。

錦織選手がそれを身を持って証明しました。

日本のすばらしく快適な生活を捨てられなくなったら、世界はまずあきらめたほうがいいと思います。

厳しい場所に身を置き続け対応し続けることが必要です。
厳しい環境に身をおくために投資しなければなりません。

私がツアーに同行したダナイ・ウドムチョクはまさに対応の連続で50位近くまでランキングを上げた選手です。

日本でもボクシングのように家庭環境が劣悪で戦わざるを得なかったり、内藤選手のように壮絶ないじめの中から立ち上がるなど厳しい環境は日本にもあるかもしれません。

でも、非常事態でない普通の環境から世界へ向け戦うには逆に厳しい環境にお金を使わざるを得ないでしょう。




まず私のアカデミーでは戦うための技術の習得を現在の一番大きい課題としています。

技術レベルが上がってきたからこそ練習内容を厳しくしていくことができるようになりました。



どうしても戦わなければ生きていけなくなったときに人は本能として生き残るために物凄い能力を発揮します。

本当は日本にいたって甘えていれば一瞬で消される状況にあると思います。
でも目に写るものがたくさんありすぎてありとあらゆる言い訳が用意されてしまっている。
その言い訳が捨てられるなら環境は関係ありません。
でもそれに気づくにはどうしても手を伸ばしても手に入らない状況に身をおくしかありません。

一から始めた私のアカデミーは多分その世界にいない人には決して理解できないほど先を見据えて確実に成長しています。

いづれ理解される日が来ると信じています。

とにかく目の前のことを一つ一つがんばっていくだけです。

コーチ日記 | 投稿者 winglobal-y 01:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
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