2008年08月02日
生きるか死ぬか
感性を研ぎ澄ませれば、私達の生活は保障されているものではありません。
当たり前にあると思えるものは本当は当たり前にあるものではありません。
私はベンチャー企業の社長でもありますが、なんの保証もない生活の中でいつもそれを実感しています。
誰にも守られない、むしろその中でも守っていくことを生業としています。
弱さの源は「甘え」です。
甘えを許されない状況の中でも弱いものは幻想を抱き死んでいくものです。
「夜と霧」というフランクルという人が書いたアウシュビッツの収容者の心理を書いた本の中でも、現実を認めず淡い期待を持ったものから死んでいくと言っています。
勝負の世界は厳しいものです。
ただ、殺し合いではないから生き残っていけるだけで、勝たなければ殺される世界でもおかしくないものです。
現実の感覚として、こんな感覚を持っている人がやはり強いと思います。
どうしても勝ちたい、強くなりたいと思えるもの。
後はないと自分に厳しくできるもの。
それが勝者です。
選手はどのくらい現実を認められているでしょうか?
自分の弱さを認め、尚強くなりたいと願えるでしょうか?
選手は戦えていますか?親御さんは戦えていますか?コーチは戦えていますか?
言い訳をしていませんか?あきらめてはいませんか?
今日、弱い自分自身と戦う気持ちを持ってレッスンに望んで欲しいと思いました。
弱ければ負けるだけです。
その結果の重大性に気づいて強くならない人間はいません。
戦いの場に出ている厳しさをもう少し感じて欲しいと思いました。
当たり前にあると思えるものは本当は当たり前にあるものではありません。
私はベンチャー企業の社長でもありますが、なんの保証もない生活の中でいつもそれを実感しています。
誰にも守られない、むしろその中でも守っていくことを生業としています。
弱さの源は「甘え」です。
甘えを許されない状況の中でも弱いものは幻想を抱き死んでいくものです。
「夜と霧」というフランクルという人が書いたアウシュビッツの収容者の心理を書いた本の中でも、現実を認めず淡い期待を持ったものから死んでいくと言っています。
勝負の世界は厳しいものです。
ただ、殺し合いではないから生き残っていけるだけで、勝たなければ殺される世界でもおかしくないものです。
現実の感覚として、こんな感覚を持っている人がやはり強いと思います。
どうしても勝ちたい、強くなりたいと思えるもの。
後はないと自分に厳しくできるもの。
それが勝者です。
選手はどのくらい現実を認められているでしょうか?
自分の弱さを認め、尚強くなりたいと願えるでしょうか?
選手は戦えていますか?親御さんは戦えていますか?コーチは戦えていますか?
言い訳をしていませんか?あきらめてはいませんか?
今日、弱い自分自身と戦う気持ちを持ってレッスンに望んで欲しいと思いました。
弱ければ負けるだけです。
その結果の重大性に気づいて強くならない人間はいません。
戦いの場に出ている厳しさをもう少し感じて欲しいと思いました。
2008年08月02日
技術の精度
全小で感じたことは決勝進出した2人の技術の精度の高さ、また勝負の流れを本能的に感じる能力です。
テニスの技術の主な内容は回転をコントロールすることにあります。
競技は違いますが、ゴルフのタイガーウッズの正確なバックスピンのアプローチと日本選手のグリーンに乗ってから惰性で流れてしまう打球を比較してもわかる通り、回転をコントロールするということ(回転をかけ、回転をかけないようにすること)が即ちボールをコントロールすること、もっと言えばボールに自らの意思を伝えることになると思います。
私の教えた選手との大きな差はここにありました。
トップ2人は見事な技術力でした。
一緒にやり始めて2ヶ月弱。信頼を得、モチベーションを上げ、結果を出すことと技術的問題をすべてクリアさせる十分な時間はありませんでしたが、今の彼の勢いなら全日本ジュニアには間に合うかも知れません。
優勝した松村君と中川君との大きな違いは駆け引き、成長しようとするメンタリティーにあると思いました。
負けたほうは勝ちたい自分の執着に負け、勝ったほうは勝負を楽しんでいました。
勝った選手が勝負を楽しめたのは「他の人に見えないものが見えているからだと思います」。
勝負は読み合い、そして読み合いを超えたところに理屈を超えた戦い(今年のフェデラー対ナダルのような)があります。
そういう意味では優勝した選手はやはりダントツの力を持った選手であった言えます。
今回で私の読みを裏切った選手は私の教えた選手の準決勝でした。(他の試合は勝敗どころかスコアまで当てました)
なぜ読みが裏切られたのかというと彼が試合の中でも成長していたからだと思います。
全小から全日本ジュニアの間。私と私の選手はリスクを恐れず成長していると確信しています。
もし、他の選手、コーチが準備してくる内容が予想を超えるものであったとしたら日本のテニスのこれからは明るいものとなると思います。
テニスの技術の主な内容は回転をコントロールすることにあります。
競技は違いますが、ゴルフのタイガーウッズの正確なバックスピンのアプローチと日本選手のグリーンに乗ってから惰性で流れてしまう打球を比較してもわかる通り、回転をコントロールするということ(回転をかけ、回転をかけないようにすること)が即ちボールをコントロールすること、もっと言えばボールに自らの意思を伝えることになると思います。
私の教えた選手との大きな差はここにありました。
トップ2人は見事な技術力でした。
一緒にやり始めて2ヶ月弱。信頼を得、モチベーションを上げ、結果を出すことと技術的問題をすべてクリアさせる十分な時間はありませんでしたが、今の彼の勢いなら全日本ジュニアには間に合うかも知れません。
優勝した松村君と中川君との大きな違いは駆け引き、成長しようとするメンタリティーにあると思いました。
負けたほうは勝ちたい自分の執着に負け、勝ったほうは勝負を楽しんでいました。
勝った選手が勝負を楽しめたのは「他の人に見えないものが見えているからだと思います」。
勝負は読み合い、そして読み合いを超えたところに理屈を超えた戦い(今年のフェデラー対ナダルのような)があります。
そういう意味では優勝した選手はやはりダントツの力を持った選手であった言えます。
今回で私の読みを裏切った選手は私の教えた選手の準決勝でした。(他の試合は勝敗どころかスコアまで当てました)
なぜ読みが裏切られたのかというと彼が試合の中でも成長していたからだと思います。
全小から全日本ジュニアの間。私と私の選手はリスクを恐れず成長していると確信しています。
もし、他の選手、コーチが準備してくる内容が予想を超えるものであったとしたら日本のテニスのこれからは明るいものとなると思います。