2010年01月05日
なんでウインブルドン その7
新百合ヶ丘ではじめたジュニアアカデミーは最初は一人しかいませんでした。
スタッフもほとんど私一人。
とにかく基本的な技術の習得を目標にして、基本練習ばっかり行いました。
一年経ち人が増え、二年経ちまた人が増えました。
このころからだんだん結果が出るようになって来ました。
3年目には渡辺剛という選手が関東ジュニアを制して全小で3位に入り、私が小学3年生から見ていた渋谷仁という選手も昨年全小3位に入りました。
ただ、3年目を過ぎ生徒が活躍していく様を見て、逆に私だけが世界との距離を感じていました。
「このままじゃ決して男子プレーヤーが世界に行ける環境は作れない。」
世界のテニスと日本のテニスには目に見えない大きな隔たりがあります。
中学生以降日本人が世界で活躍するには拠点を海外に移すのがベストの道であることは明らかだと思いました。
日本に拠を置くプレーヤーで近年成功したのは添田選手でしょう。
私は彼の恩師であるSSCの笠原コーチから彼が如何に育ったかの話から、そのためにどのくらいの金銭的な援助と、優秀なコーチが必要なのか、また環境が必要なのかの事情をわかっていました。
如何に添田選手が恵まれた環境にいたのかを知っていました。
いざ自分が子供を育ててみてその現実を目の当たりにしてしまったのです。
日本の育成をしているコーチの現実と夢との間の距離がどんなに離れているか、でもウドムチョクを見ている私はその距離が埋められない距離ではないことも感じていました。
そこで私はいったんリセットすることにしました。
夢をかなえるには綺麗事だけではすまない側面があるからです。
そこで昨年の4月から私は今までの方向と違う動きをすることにしました。
選手、育成テニスコーチとしての肩書きはいったん封印することにしました。
私が方向転換したことでご迷惑をおかけした面も多々あると思います。
本当に申し訳なく思っています。
私の動きについては今は多くは語れない状態です。
今お話しても理解されないことが多すぎるからです。
唯一つ言えることは着実に世界近づいているということと、私に近い同志はきちんとわかってくれているということです。
私たちが目指すことは「20年後のウインブルドンチャンピオン」です。
この芯だけはこれまでもそしてこれからも決して変えることはありません。
何でウインブルドンなのか?
私の愛するテニスという競技で世界一になる選手が生まれ、その夢を現実のものとできる環境があれば私たちの子供達に
また新たな夢を与えることができる。
誰かができると言い続けなければ絶対に叶わないから、私たちがそう言い続け走ろうと思います。
どんな困難でも思いをもって信じて歩けば必ず越えられる。良い大人がそう言ってはばからない世の中に私たちはしたいと思う。
まだまだこの道は始まったばかりです。皆さん全員でなくていい、どうか温かく見守ってください!
スタッフもほとんど私一人。
とにかく基本的な技術の習得を目標にして、基本練習ばっかり行いました。
一年経ち人が増え、二年経ちまた人が増えました。
このころからだんだん結果が出るようになって来ました。
3年目には渡辺剛という選手が関東ジュニアを制して全小で3位に入り、私が小学3年生から見ていた渋谷仁という選手も昨年全小3位に入りました。
ただ、3年目を過ぎ生徒が活躍していく様を見て、逆に私だけが世界との距離を感じていました。
「このままじゃ決して男子プレーヤーが世界に行ける環境は作れない。」
世界のテニスと日本のテニスには目に見えない大きな隔たりがあります。
中学生以降日本人が世界で活躍するには拠点を海外に移すのがベストの道であることは明らかだと思いました。
日本に拠を置くプレーヤーで近年成功したのは添田選手でしょう。
私は彼の恩師であるSSCの笠原コーチから彼が如何に育ったかの話から、そのためにどのくらいの金銭的な援助と、優秀なコーチが必要なのか、また環境が必要なのかの事情をわかっていました。
如何に添田選手が恵まれた環境にいたのかを知っていました。
いざ自分が子供を育ててみてその現実を目の当たりにしてしまったのです。
日本の育成をしているコーチの現実と夢との間の距離がどんなに離れているか、でもウドムチョクを見ている私はその距離が埋められない距離ではないことも感じていました。
そこで私はいったんリセットすることにしました。
夢をかなえるには綺麗事だけではすまない側面があるからです。
そこで昨年の4月から私は今までの方向と違う動きをすることにしました。
選手、育成テニスコーチとしての肩書きはいったん封印することにしました。
私が方向転換したことでご迷惑をおかけした面も多々あると思います。
本当に申し訳なく思っています。
私の動きについては今は多くは語れない状態です。
今お話しても理解されないことが多すぎるからです。
唯一つ言えることは着実に世界近づいているということと、私に近い同志はきちんとわかってくれているということです。
私たちが目指すことは「20年後のウインブルドンチャンピオン」です。
この芯だけはこれまでもそしてこれからも決して変えることはありません。
何でウインブルドンなのか?
私の愛するテニスという競技で世界一になる選手が生まれ、その夢を現実のものとできる環境があれば私たちの子供達に
また新たな夢を与えることができる。
誰かができると言い続けなければ絶対に叶わないから、私たちがそう言い続け走ろうと思います。
どんな困難でも思いをもって信じて歩けば必ず越えられる。良い大人がそう言ってはばからない世の中に私たちはしたいと思う。
まだまだこの道は始まったばかりです。皆さん全員でなくていい、どうか温かく見守ってください!
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