2010年01月22日
多極化
以下田中宇氏ブログからの抜粋
「イランや北朝鮮など他の反米諸国も、経済難が深まっている。
米英の財政赤字増や金融危機も再燃しそうだが、米英より先にベネズエラやイランが経済崩壊していくと、ここ数年続いた多極化の傾向が逆流し、米英の覇権が延命する可能性もある。
ベネズエラは原油を輸出し、日用品や食品など物資のほとんどを輸入する石油依存経済なので、イスラエルがイランを攻撃して戦争になり、原油が高騰したら、チャベス政権は国庫が再び豊かになり、延命する。
イスラエルに攻撃されたら、中東におけるイランの正当性も強まり、多極化に拍車がかかりうる。
日本でも、小沢一郎が権力を失えば、民主党政権による多極化対応策も進まなくなり、官僚機構が戦後60年以上やってきた対米従属の国策が延命するかもしれない。
世界は、英米体制延命か、多極化かという、暗闘的なせめぎ合いの中にある。」
私が考える世の中の仕組みについて非常に近い考え方で勉強させてもらってます。
世界の動きは流動的で時勢を読むのが非常に難しいです。
テニスに関しても繋がることですが、視野を広げ、その中から自分のポジションを客観的に見つことがとても大切だと思います。
「イランや北朝鮮など他の反米諸国も、経済難が深まっている。
米英の財政赤字増や金融危機も再燃しそうだが、米英より先にベネズエラやイランが経済崩壊していくと、ここ数年続いた多極化の傾向が逆流し、米英の覇権が延命する可能性もある。
ベネズエラは原油を輸出し、日用品や食品など物資のほとんどを輸入する石油依存経済なので、イスラエルがイランを攻撃して戦争になり、原油が高騰したら、チャベス政権は国庫が再び豊かになり、延命する。
イスラエルに攻撃されたら、中東におけるイランの正当性も強まり、多極化に拍車がかかりうる。
日本でも、小沢一郎が権力を失えば、民主党政権による多極化対応策も進まなくなり、官僚機構が戦後60年以上やってきた対米従属の国策が延命するかもしれない。
世界は、英米体制延命か、多極化かという、暗闘的なせめぎ合いの中にある。」
私が考える世の中の仕組みについて非常に近い考え方で勉強させてもらってます。
世界の動きは流動的で時勢を読むのが非常に難しいです。
テニスに関しても繋がることですが、視野を広げ、その中から自分のポジションを客観的に見つことがとても大切だと思います。
2010年01月22日
「石川議員起訴されぬこと望む」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100122ATFS2200922012010.html
↑「石川議員起訴されぬこと望む」発言 首相が釈明し撤回
そもそも検察組織は行政の組織ですから、主権者たる国民が選任した国会議員であり、その中から民主主義により選出された行政の長たる内閣総理大臣が関与しても不思議ではありません。
たとえて言えばとても大きい会社の社長が、その会社の一事業部の動向に口を出してはいけないと言ってるようなものです。
会社の社長はすべての責任を取る立場にありますから、その責任範囲にあるものに意見を述べるのは当然のことです。
まあ、だとしても鳩山さんの言い方はまずかったですが・・・。
では検察機関や、もっと言えば自衛隊などが独自に判断し単独で行動し、国民生活に重大な影響を与えるようなことがあった場合も統制してはいけないのでしょうか。
当然不正な内閣の指揮権発動も抑制されるべきですが、それは国民が選挙によって行いますし、裁判所からの抑制もあります。
しかし行政の不正は国民の代表たる国会議員によって抑制されるべきだという仕組みを知ってもらいたいと思います。
「三権分立」の大きな趣旨の一つです。
↑「石川議員起訴されぬこと望む」発言 首相が釈明し撤回
そもそも検察組織は行政の組織ですから、主権者たる国民が選任した国会議員であり、その中から民主主義により選出された行政の長たる内閣総理大臣が関与しても不思議ではありません。
たとえて言えばとても大きい会社の社長が、その会社の一事業部の動向に口を出してはいけないと言ってるようなものです。
会社の社長はすべての責任を取る立場にありますから、その責任範囲にあるものに意見を述べるのは当然のことです。
まあ、だとしても鳩山さんの言い方はまずかったですが・・・。
では検察機関や、もっと言えば自衛隊などが独自に判断し単独で行動し、国民生活に重大な影響を与えるようなことがあった場合も統制してはいけないのでしょうか。
当然不正な内閣の指揮権発動も抑制されるべきですが、それは国民が選挙によって行いますし、裁判所からの抑制もあります。
しかし行政の不正は国民の代表たる国会議員によって抑制されるべきだという仕組みを知ってもらいたいと思います。
「三権分立」の大きな趣旨の一つです。